グラスワインのご紹介

長かった残暑も和らぎ、ようやく秋の気配を感じられる様になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

すでにお召し上がりになった方もいらっしゃると思いますが、現在グラスでお出ししているワインを少しご紹介させてください。

ロッソ・ディ・モンテファルコ 2010年 マドンナ・アルタ



2010年の貴重なバックヴィンテージが入荷しました!
バリックとオーク樽を併用し、12ヶ月熟成
サンジョヴェーゼとメルローにウンブリア州のみで育つサグランティーノをブレンド。長い熟成でエッジはレンガ色、まだ力強さもありながらシルキーな口当たり。ブラックチェリーに樽の甘みを含んだふくかで余韻の長い味わいは超お勧めです

このワインを作るマドンナ・アルタは
イタリア半島の中央部に位置するウンブリア州モンテファルコ、ピエトラウータの生産者です。
ウンブリア州は、湖や川が多く、水に恵まれ、州の7割が緑の丘陵地帯となっています。
また、歴史ある観光名所も多い事で有名です。
モンテファルコは(一部の)日本人にも馴染みの深い、州都ペルージャから南東へ40kmほどに位置しており、市街から西へ進むと標高400mから450mほどの丘度にチェレーテ、ピエトラウータ、サン・マルコと3つの区画があり、ピエトラウータはその中でも森林が多く、土壌の粘土比率がとても高くて、パワフルでタンニンも多いワインが出来ると言われています。

今回ご紹介したロッソ・ディ・モンテファルコはパワフルながらも緻密なタンニンと繊細な酸が感じられ、しっかりとモンテファルコの個性を感じていただけるのではないかと思います。
すでにお召し上がりの方はもう一度、まだの方は是非この機会にグラスを傾けていただければ幸いです。