新しいグラスワインのご紹介

いまだ、夏を思わせる暑い毎日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今日は、先日よりグラスでご提供しているワインのご紹介です。


バジリカータの秘境、マスキート地区からやってまいりました、こちらの二本です!

Casa Maschito  Basilicata Rosso

品種:アリアニコ100%

カーサ・マスキートの樹齢が若い葡萄を使用して造られた一番フレッシュなワイン。
若いと言っても樹齢は40年くらい。土壌のベースは石灰と粘土に火山性分が含まれます。

サクランボの明るいアロマとほのかにハーブや土感のあるミネラルの雰囲気とスパイス感。
シンプルながら上品な香りです。

チャーミングながら引き締まった酸味とミネラルがアタックからアフターまでしっかりと感じられる味わい。アリアニコとは思えないスムーズな飲み飽きない味わいです。

Casa Maschito Malvasia

品種:マルヴァジア・ビアンカ100%

標高600mにある火山性土壌の急傾斜な畑。9月中旬に葡萄は手摘みで収穫されます。

爽やかな青リンゴ感が主体。
その中に少しトロピカルなフルーツのアロマが溶け合ったように感じられ。
香り高く爽快な表情を楽しめます。

フレッシュで爽やかでフルーティな果実味と、土壌のミネラルがしっかりと溶け込んだ少しビターなコクを感じる余韻が魅力です。

お立ち寄りの際は是非是非ご賞味ください!


カーサ・マスキートはイタリア半島のヒールの付け根部分に位置するバジリカータ州のポテンツァ県マスキート地区にカンティーナと畑を構えています。
マスキート地区はヴルトゥーレ山を臨む丘陵地帯にあり、まさに山の中の秘境といった雰囲気です。現在の人口は僅か1,500人程度。
付近では羊や乳牛を飼う放牧民が現在でも存在するという雄大な土地です。
1400年代にトルコ人の侵略を受けて逃げ延びたアルバニア人貴族達が形成した街であり、現在も”アルブレッシュ”というアルバニア方言を話す地域が存在するそうです。